相関!!! <<歯周病と糖尿病>>
国民健康・栄養調査の結果???
「糖尿病が強く疑われる人」・・・約820万人
「糖尿病の可能性が否定できない人」・・・約1,050万人
糖尿病と診断された人と・・・
予備群と推定される人の合計は!!!
約1,870万人
250万人(15.4%)増加しました
今後ますます増加しそうで???
国民病的な様相を呈してきました。
また・・・
糖尿病が原因の???
腎臓疾患で・・・
人工透析を始めなければならない人は年間1万人!!!
失明などの視覚障害の人も・・・
年間3,000人を超えています!!!
このような状況の下で
歯周病と糖尿病の・・・
相関関係が確認されて???
歯周病も・・・
糖尿病の合併症の一つと考えられるようになりました。
糖尿病の人は???
歯周病が進行しやすく重篤になる傾向がみられます。
これとは逆に???
歯周病を改善すると・・・
糖尿病も改善されるることも確認されています。
現在わかっている・・・
糖尿病と歯周病の相関をまとめてみると???
糖尿病の人は歯周病の発病率が高く!!!
歯周病がより重症になりやすい。
糖尿病の病歴が長い人は歯周病になる確率が高く!!!
血糖値の管理がきていない人の歯周病は重症化しやすい 。
重症な歯周病ほど血糖値の管理状態が悪く!!!
糖尿病になる確率が高い。
歯周病の人は糖尿病の予備軍であることが多いのですが???
歯周病を治療することで!!!
HbA1C (グリコヘモグロビン:6.5%以上で糖尿病と判定)が・・・
改善するといわれています。
歯周病は体中を蝕む!―糖尿病など生活習慣病の予兆 (医療最前線シリーズ) |
糖尿病の人は・・・
文字通り血液中の糖分の量が多いので!!!
浸透圧の関係で・・・
腎臓での水分濾過機能が昂進して???
水分は尿として多量に体の外に出てしまうことになります。
血液中の水分が減少すると・・・
唾液の量が減り、食べ物を消化する働きや???
口の中の残留物を洗い流したリ・・・
殺菌したり修復したりする働きが低下して!!!
歯周病を発生してしまいます。
これらの浄化作用が低下した上に!!!
唾液や滲出液の糖分濃度が高いという???
歯周病菌の繁殖に適した環境と・・・
免疫機能の低下が準備されると???
歯周病菌は多量に発生して!!!
歯周病が進行してしまいます。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
私たちの口の中・・・
歯周病の最前線である!!!
歯茎と歯の間(歯肉溝)には???
ブラッシングの不良によって・・・
歯垢(プラーク)という歯周病菌の巣がつくられています。
歯垢のなかの歯周病菌群がつくる???
酵素や炎症性サイトカインなどによる・・・
歯周組織破壊と!!!
私たちが元々保持する免疫機構などによる
歯周組織修復との
せめぎ合いが常に続いているのです。