栄養の話
ヒトの血糖値の恒常性は???
血糖値を上げるホルモンと・・・
血糖値を下げるホルモンとが、、、
微妙なバランスを取りながら・・・
巧妙に調節され正常な範囲に保たれますが、、、
血糖値を上げるホルモンが優位に働きます。。。
これは人類創世の400万年前(類人猿から600万年)から!!!
1万年前まで続いた過酷な環境下で
狩猟・採集生活の飢餓に耐えて!!!
生命を維持するために・・・
私たちの祖先が獲得した、、、
最も合理的な身体保護の形質として!!!
遺伝的に現代人にまで連綿と~~~
受け継がれてきていることは すでに話しました。。。
では、血糖値を上げ下げするホルモンには・・・
どのようなものがあるのでしょうか???
血糖値を上げるホルモンには、、、
グルカゴン、アドレナリン、コルチゾール、成長ホルモンなど・・・
数種類ありますが、、、
血糖値を下げるホルモンは・・・
ただ1つ・・・「インスリン」だけなのです!!!
インスリン物語 (2002/09) 二宮 陸雄 |
前述のヒトが誕生した400万年前から~~~
農耕が始まる1万年前まで・・・
このインスリンというホルモンが活躍する場は、、、
ほとんど無かったといっても過言ではないと思います。。。
そして、、、
農耕牧畜が始まって以来・・・
1万年前から数10年前まで???
このホルモンとホルモン製造臓器は・・・
精製され過ぎた炭水化物によって!!!
体内の生理機構が攪乱されることも・・・
少なかっただろうと考えられます。。。
ところが???
人類の歴史からみると点にも表わし得ない・・・
たった数10年前から現在に至る~~~
そして現在進行中の私たちを取り囲む・・・
「食」環境は精製され過ぎた炭水化物、、、
中でも「砂糖」の台頭は著しく!!!
砂糖漬けにされた食品群に埋めつくされてしまいました。。。
それでも・・・
私たちが健康な時は???
これらのホルモンの相互作用によって・・・
狭い範囲で上下動を繰り返して、、、
血糖値は正常範囲に保たれていますが!!!
やがては重篤な生活習慣病に・・・
苦しまなければならないという~~~
悲しむべき危険な運命が待っているという現実を、、、
もっと認識してもらいたいと思っています。。。
*** 今日も、アンチエイジングな生活を楽しんでください ***